【HOWZOOM】マンションの寿命
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【HOWZOOM】
ワンルームガイダンス39
こんにちは!ハウズームの松浦です。(^^♪
ワンルームガイダンスとして、シリーズでお伝えしています。
ワンルーム投資は、かける時間と資金のバランスが良く、資産形成に活用できる商品です。
昨今、退職金や年金といった一定の年齢に達した時に受け取る資金は、年々受け取る年齢が繰り下げられています。
ライフステージが変わるタイミング、資産を分散している事で、見直す収支の選択肢を広げる事が可能だと思っています。
これまで、ZOOMⅣとしてワンルーム投資の基礎的理論、タイミングや物件選びの情報収集についてお伝えしてきました。
これからは、ZOOMⅤとして勘に頼らない、戦略的なワンルーム投資のポイントやターゲットをお伝えします。
前回は中古プレミアムについて書かせていただきました。
都会のシンボル的、かつ意匠を凝らしたマンションは、時を経ても価値を持つ特別な存在になっています。
とはいえ、人が住むうえで一番大事な生命の安全性が損なわれるときは、役割を終え寿命を全うしたといえるのではないでしょうか。
では、今回のテーマ
中古マンションの寿命
築古マンションの価値
マンションは管理を買え、と言います。
建物も大事にケアすれば法定耐用年数よりはるかに長持ちします。
人生100年時代。建物の資産価値を維持する努力は大事です。
とある大阪市内にある、昭和58年2月建築の分譲マンションが大規模修繕を昨年終えました。
エレベーターのリニューアル、外壁塗装、宅内設備等、10年から15年経過を目途に住人のニーズをくみ取り、ポストや宅配ボックスの設置等、工事計画を策定し実施されます。
昭和58年といえば1983年、築39年です。
一般的なマンションの構造は、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)で、耐用年数は47年です。
そうすると、残存期間は8年。(※2022年2月時点)
融資を受けることや、ローン控除等、税制のメリットをフルで享受することは難しいかもしれません。
ですが、共用部や住居スペースの利便性の刷新に積極的なマンションは、立地の優位性を活かし資産価値が維持されます。
また、築古マンションは土地面積も多く所有していると、自転車や駐車場の置き場も平置きで確保されているケースもあります。
立体駐車場や機械式の駐輪場は台数が確保ができても、維持管理費に費用がかさみます。
その点、平置きはメンテナンス費用がかからないので、機械設備の修繕費にかかるコストを住人サービスにかける事もしやすいのかもしれません。
※大阪市東成区 11階建分譲マンション 2022年1月撮影
築年の古いマンションの歴史は、国内で最古の民間分譲マンションの四谷コープラス、
耐震補強に多額の費用がかかることから築61年で解体されました。
大正末期から昭和初期にかけて建設された「同潤会アパート」は第二次世界大戦の戦火を潜り抜け、
その後も昭和の末期から平成年間まで長く利用されました。
戦後や震災を経て、復興の早かった都市部のマンションは高齢化が進んでいます。
築年でいうと短いもので60年以上、長いものだと90年近くまで使われています。
立地や構造により、一概に寿命年数を決められるものではありませんが、耐用年数の47年なんてことはありません。
60年、70年と長く安全に住める住宅供給が、持続可能な取り組みの一助になると思っています。
なので、中古マンションの寿命より、築年定年(65歳)の方がしっくりきます。(^^♪
最近では、金融機関の中にもSRCの耐用年数を60年と審査しているところもあり、今後も見直しする金融機関が増えてくると予想します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
◆HOWZOOM、色々な(HOW)ことに興味(ZOOM)を持ちたい気持ちの表れです。
ハウズームでは、賃貸物件の管理や空室、空き家のご相談に対応しています。
上記の写真は、空き家物件をテレワークスペースに改装を予定。
おうちのワンちゃんと一緒にテレワークとか。(仕事にならないかもしれません。笑)
また、最寄り駅からのレンタル自転車料込や、近場の温泉入浴料込など。
テレワークをより楽しめる空間を考えています。
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対面セミナーに代わり、オンデマンド形式で中古ワンルーム情報をお伝
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株式会社ハウズーム 松浦