【HOWZOOM】ZOOMⅡ 理想の部屋探し
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【HOWZOOM】
ワンルームガイダンス15
ZOOMⅡ
入居者の行動心理を読み解く
こんにちは!ハウズームの松浦です。(^^♪
ワンルームガイダンスとして、シリーズでお伝えしています。
今回のテーマは、
お部屋探しは妥協の産物
幸せの青い鳥を探し求めて
童話「青い鳥」。
この物語から、「青い鳥症候群」という言葉が生まれました。
チルチルとミチルが「青い鳥」を探し続ける姿から、
現実を直視せずに理想ばかりを追い求める人の様子を指します。
※イラストの小鳥は四葉のクローバー「幸運」を運んでいます。
なんと、五葉のクローバーは「財運」なんだそう。( *´艸`)見つけた人いいね!
理想の部屋が見つかるかもしれないと夢中になって住みたい部屋
を探す人の様子はどことなく「青い鳥」のチルチル・ミチルに
似ているのです。「駅から近く、部屋が広く、設備が充実している」。
※ワンルームの部屋に仕事兼住居をイメージしたステージング。2017年 at Hollywood.LA
そんな部屋は予算オーバーの場合が多く、そんな(夢)を追い
かける人に賃貸仲介業者は容赦なく現実を突き付けてきます。
賃貸仲介業者はお客様に1回の案内でだいたい3、4件程度の内見をセット
します。それ以上見せてもお客様は迷うだけだと分かっていますし、
だいたい半分以上のお客様はその中から選ぶのです。
そして決まらなかったお客様(チルチルとミチル)は浮気なもので
他の賃貸仲介業者を訪ね歩きます。
ですから優柔不断なお客様に日を改めて2回目、3回目のフォローを
する気にもならないのです。
部屋探しで優先する(妥協しない)項目は?
SUUMO「お住まいに関するアンケート」からわかること
※マンション共用部にある遊歩道。大阪市都島「ベルパークシティ」2021年4月撮影
入居者にとって部屋探しは (夢・希望)でいっぱいです。
しかし予算や時間が決められた中で100%満足できる条件の物件を見つけるのは
なかなか難しいものです。
ワンルーム投資成功の秘訣として、夢いっぱいの入居者が部屋探しの際に重視する
ポイントを知っておくことは重要です。
ワンルーム投資の最も重要な指標は何でしょうか?
その点について賃貸物件検索ポータルサイトの「SUUMO」が首都圏で引越しをした
賃貸住宅入居者を対象に行った「お住まいに関するアンケート」をもとに詳しく
見ていきましょう。
■家賃以外で「家を探すときに重視する項目」では、
「最寄り駅からの時間」が58.6%、
「通勤・通学時間」が57.8%、
「路線・駅やエリア」が54.7%、
「立地・周辺環境」が49.6%と、
立地に関する項目が上位を占めています。
■家賃や立地に関する項目以外では、
「間取り」が53.1%、
「面積(広さ)」が40.4%、
「築年数」が38.6%、
「設備・仕様」が36.8%と、
間取り以外の項目は立地に関する項目よりも
低い値となっています。
次に、
■「現在住んでいる家を検討した際にあきらめた項目」では、
「築年数」が30.0%、
「面積(広さ)」が21.0%、
「最寄り駅からの時間」が20.5%、
「家賃」が20.3%、
「設備・仕様」が17.9%となっています。
一方で、
「路線・駅やエリア」は8.3%、
「立地・周辺環境」は9.1%となっています。これらのことから、
面積、築年数、設備よりも
立地が特に重視されている傾向がわかります。
また、面積よりも間取り(部屋の形状や設備の場所など)を重視する入居者が
多くなっていて、多少狭くても使いやすいタイプの物件が入居者から選ばれ
やすいと考えられます。
築年数、面積といった項目は妥協しやすいのに対し、立地に関する項目は
部屋探しにおいて妥協しにくく、裏返すと好立地の物件であれば築年数に
かかわらず入居者から選ばれる可能性が高いことが伺えます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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