【HOWZOOM】マンションの法定耐用年数
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【HOWZOOM】
ワンルームガイダンス40
こんにちは!ハウズームの松浦です。(^^♪
ワンルームガイダンスとして、シリーズでお伝えしています。
ワンルーム投資は、かける時間と資金のバランスが良く、資産形成に活用できる商品です。
昨今、退職金や年金といった一定の年齢に達した時に受け取る資金は、年々受け取る年齢が繰り下げられています。
ライフステージが変わるタイミング、資産を分散している事で、見直す収支の選択肢を広げる事が可能だと思っています。
これまで、ZOOMⅣとしてワンルーム投資の基礎的理論、タイミングや物件選びの情報収集についてお伝えしてきました。
これからは、ZOOMⅤとして勘に頼らない、戦略的なワンルーム投資のポイントやターゲットをお伝えします。
マンションの法定耐用年数
根拠に合理性がある?
念のためローンを借りる時に重要なポイントとなる法定耐用年数について簡単に説明しておきたいと思います。
以下は平成11年8月27日の国税不服審判所の裁決で、法定耐用年数の定義となるものです。
「減価償却費を計算するに当たり、適用する耐用年数は、本来、企業の自主的な判断による合理的な基準に基づき、資産の実態に即して算定されるべきものであるが、建物の建造様式は種々雑多であって、その耐用年数を的確に算定することは非常に難しく、企業の自主的算定が困難であること及び仮に企業の自主的算定によることとした場合には、企業の業態、規模、経営方針等により千差万別となり、また、し意的になりやすいこと等から、法人税法では、課税の公平の点から耐用年数を含む減価償却要素が法定されている。」
耐用年数というものは、本来企業が自主的に見積もって算出すべきものを代わりに法律によって定め、法定耐用年数として税務署側の勝手な理屈で強制的に適用しているのです。
勝手な理屈ではありますが、建物の安全性や価値の担保基準とするには一定の合理性があります。
そのうえで、建物の修繕履歴や管理、住居及び事業含む入居者が安全に活動(収益性)をみて、建物価値が決まると考えます。
余談ですが、建物躯体の点検と管理がされていないと、法定耐用年数にも耐えられません。(/ω\)
※大阪市内のアパート屋上 2022年2月撮影
上記写真、3階建てアパート、陸屋根という平らな屋上にある外壁に沿った雨樋が破損しています。
これを放置すると、外壁と躯体の間に雨が染み込み急速に劣化、ひどくなると外壁が剥離して落下します。
台風による豪雨落雷や、地震などの災害はいつどこで起きるか予測不能です。
事故を未然に防ぐ為に、日々の点検や修繕計画等、平時の管理が重要だと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
◆HOWZOOM、色々な(HOW)ことに興味(ZOOM)を持ちたい気持ちの表れです。
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株式会社ハウズーム 松浦