【HOWZOOM】外せないトイレの条件

【HOWZOOM】
ワンルームガイダンス８(^^♪

ZOOMⅠ
入居者視点からの快適ワンルームライフとは？
ワンルームガイダンスとして、シリーズでお伝えしています。

今回は、

外せないトイレの条件
～３点ユニットは日本生まれ！？～

日本のトイレは世界一！これは日本を離れ海外のトイレ事情を体験すると実感します。
もちろん、自宅の中でもトイレが一番落ち着く、、なんて方も多いのではないでしょうか。( *´艸｀)

ワンルームを語る上で外せない「３点ユニット」についてまだまだ語ります。

ユニットの誕生に1964年の東京オリンピックが関係
オリンピックの開会に間に合わせるために、ホテルニューオータニはわずか17カ月で17階建て全1058室の建物を
建設することになりました。

その際に超短期の工期を実現するには浴室工事の短工期化と浴室の軽量化が不可欠でした。
浴室のプレハブ化（工場で製造し、建築現場で加工を行わない組み立て工法）をTOTOが開発し、それがユニットバス
の原型となり今に引き継がれています。

ワンルーム３点ユニットバスの特徴
温水洗浄機便座といえばウォッシュレットです。これは正確に言うとTOTOの商品名ですがこちらでは温水洗浄機便座を

便宜上ウォッシュレットと呼ぶことにします。

ビジネスホテルの3点ユニットバスには多少狭くてもウォシュレットが付いています。

しかしワンルームの3点ユニットバス（バスタブ、洗面、トイレ）にはウォシュレットが付いていないことが圧倒的に
多いのです。

ウォッシュレットを使い慣れた現代人にとってお尻が洗えない、便座が冷たい、ということが耐えられない人も多いの

ではないでしょうか。

普通のウォシュレットには当然は防水処理されていますが、ユニットバスのウォッシュレットは防水処理だけでなく
防湿処理も施されているのでその分高価です。ホテル利用者も「ウォシュレットはあって当たり前」と思っているのが
今の流れですがワンルームのトイレは未だウォッシュレットが装備されていない方が圧倒的に多いのです。

ウォシュレットは電気製品で、湿度に弱く故障しやすい
操作用の基盤は全て湿気が入らないように特殊なコーティングがされています。おまけに古いユニットバスにウォッシュ
レットを後付けで装備しようとしてもコンセントがなく、電気工事が必要になりますから工事代もバカになりません。

費用対効果を考えるとホテルは企業であり高くても必要ならウォッシュレットを装備します。
しかし未だ築年の古いワンルームにウォッシュレットが装備されていないというのはオーナーがわざわざ後付けしてまで
付加価値をつけなくても、入居者の募集に不自由はなかった、あるはいあまり家賃に反映しないということではないでしょうか。

ちなみに、単身者が求める住居設備では、

★*:…:*’・:*:.。.:*:・’☆。.:*:…:*★*:…:*’・:*:.。.:*:・’☆。.:*:…:*★

　　この設備がなければ決まらない！人気ランキング
★*:…:*’・:*:.。.:*:・’☆。.:*:…:*★*:…:*’・:*:.。.:*:・’☆。.:*:…:*★

１位　室内洗濯機置場
　　　２位　TVモニター付きインターフォン
　　　３位　インターネット無料
　　　４位　独立洗面台
　　　５位　洗浄機能付き便座

※出所：全国賃貸住宅新聞2020年10月19日発表分より

上記のランキングはここ２年不動です。５位内にキッチンではない水回りが入っているの見ると、洗濯機置場の方が
単身用ワンルームマンションでは標準設備としての見解が分かれていると言えそうです。

ユニットバスの寿命
だいたい耐用年数は約30年といわれております。入れ替え工事には60万円程度は必要ですのでその備えは大切です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◆HOWZOOM、色々な（HOW）ことに興味（ZOOM）を持ちたい気持ちの表れです。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
対面セミナーに代わり、オンデマンド形式で中古ワンルーム情報をお伝
えする予定です。個別相談はお気軽にお問合せください。実際にお目に
かかれる日を心待ちにしています。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

株式会社ハウズーム　松浦