複利と不動産投資

2023.10.02
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ワンルームガイダンス63

こんにちは!ハウズームの松浦です。
ワンルームガイダンスとして、シリーズでお伝えしています。

不動産投資におけるレバレッジ、自己資金以上の投資効果は、どの様な基準によって判断されるものなのでしょうか。

これまでのブログではレバレッジ(ローン)を活用する事で複利効果を得られる不動産投資についてお話してきました。

「全国商業地50%で上昇」大阪や福岡 再開発が後押し

※2023年9月20日の日本経済新聞に、日本各地の地価上昇が伝えられました。全国平均前年(2022年)比、商業地で1.5%、住宅地で0.7%上昇。

都市部ではタワーマンションが次々と竣工され、資材の高騰から住宅市場全体を底上げする状況になっています。

不動産投資におけるレバレッジ効果と複利とは?

レバレッジ効果とは「てこの原理」という意味です。不動産投資においては少ない資金で大きな資産を手に入れること、つまり、ローンを組んで自己資金以上の物件を取得することです。

一方、不動産投資における複利とは「不動産投資で得た収益で再投資する」という意味です。

収益を使って、再投資する

次にレバレッジ効果と複利で不動産投資するということを、以下の事例から見ていきましょう。

不動産投資というのは実に奥が深いものです。1棟目を購入してキャッシュフローが毎月15万円ほど生まれても、2棟目、3棟目を買えない人はいます。一方で、1棟目はキャッシュフローが5万円しか出ないけど、それを担保にしたり貯まった現金も再投資して2棟目、3棟目を購入していける人もいます。

すなわち現金投資でもない限り、継続的に購入するためには「戦略」が必要になります。不動産投資も、ある程度の規模がないとインカム収入を実感しづらい投資ですから、買いましていく中で、キャッシュフローや経験・スキルを養っていくというのは非常に重要です。

どのような戦略で買い増しを継続できるかが一つのポイントになります。

ですから購入物件と融資の組み立てが最も重要になってくる訳です。

家賃収入に手を付けず再投資に回す

得られたキャッシュフローをすぐに使ってしまう人は不動産投資に向いていません。なぜなら複利により元本が大きくなって、その大きくなった元本に対してまた利息が付くという仕組みですから、消費が多い人は途中で一旦元本が削られてしまいます。

「コップから溢れた水を飲む」

これは投資の格言でもありますがと、まずはコップ(1戸目)を一杯(完済)にすることを第一に考えて、質素倹約と日々の経営努力が何よりポイントになってきます。したがって「早めの贅沢は悪」ということ肝に銘じて、私も毎日、経営改善について思考を巡らせています。

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