ワンルームガイダンス

2023.11.17
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【HOWZOOM】
ワンルームガイダンス65

こんにちは!ハウズームの松浦です。
ワンルームガイダンスとして、シリーズで資産形成を目的とした不動産投資をお伝えしています。

失敗しない不動産投資とは

不動産の投資利回りのピークは2003年頃だったと思います。
メガバンクが統合され貸し渋りや貸し剥がしという言葉がニュースになりました。
失われた10年、就職氷河期、金融腐蝕列島、外資のハゲタカ、まさに金融機能が混乱の極みを迎えた頃でした。

逆に利回りのボトムはバブル期でした。
投資利回りが2%から3%しかないのに投資用不動産が飛ぶように売れた時代です。
長期金利は9%近くに達しておりました。
普通預金でも2%の金利、定期預金は7%、お金を貯めれば自然と増える。
根拠のない土地神話、インカムゲインではなくキャピタルゲイン狙いの投資です。
ゴルフ場の会員権も天井知らずに高くなりました。
いまから思えば、おかしな時代だったのかと思います。

繰り返しになりますが、保有を目的として不動産投資をすることが資産形成にとって一番必要な考え方であり、キャピタルゲイン狙いの投資とは全く異なります。

計画的に投資をする上で、ワンルームの残価(資産価値)、旧耐震についてもお伝えしていきたいと思います。
出口戦略とレバレッジ、アパート経営において陥りやすい失敗の中でも、レバレッジを利かせすぎた失敗例も紹介し、健全なレバレッジについてお話しします。

融資は引き出せるだけ引き出した方がいいとは限りません。
目いっぱい融資を引き出した場合、家賃収入の大部分をローン返済が占めるようになります。投資用ワンルームマンションなどに見られる節税・保険目的がそれにあたります。


「月額家賃からローン返済額を引いたら、数万円しか手元に残らない」という心配される方もいます。たった1ヵ月の空室発生で、たちまち赤字に転落、「ローンが完済すれば、後はまるまる収入になるし、頼れる資産が残るのでこれも一種の財産形成です」と説明する業者もいますが、わずか1ヵ月の空室で赤字に転落するようでは、健全な不動産投資とはいえません。

投資用ワンルームマンション、節税、保険、相続対策と、目的が変われば選ぶ物件も大きく異なります。

ワンルームガイダンスでは、インカムを重視した資産形成をメインお伝えしています。
今後もワンルーム大家として、情報収集、発信しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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