【HOWZOOM】昭和レトロ
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【HOWZOOM】
ワンルームガイダンス10
ZOOMⅠ
入居者視点からの快適ワンルームライフとは?
こんにちは!ハウズームの松浦です。(^^♪
ワンルームガイダンスとして、シリーズでお伝えしています。
今回のテーマは、
昭和レトロを感じる
昭和生まれの私にとっては、子供の頃日常で見慣れた物であり、大量生産・大量消費時代の
産物、元号は平成から令和となり、50年前の日常は古臭く時代遅れの物だと思っていました。
それが!令和2年、NHK朝ドラ『スカーレット』では、古き良き時代としてイキイキとしつつ
どこか新鮮さを感じる作品になっていました。
また、私にとっては子供の頃の懐かしい思い出の場面やセットも、平成生まれには
「エモ(可愛)い」となる様です。笑
では、昭和建築の中古マンションではどうか。
1960年代から1980年代のマンション、築年数が40年から50年の特徴
「注意して見るところ」をご紹介したいと思います。
玄関ドアとサッシ・天井高
マンションの天井高の標準的な高さはどんなものでしょうか?
建築基準法で居室の天井高は2100mm以上と決められていますが、マンションの天井高は
2400mmが一般的です。
しかし築年の古いマンションは2300mmしかない物件もあり、そうするとサッシの高さも
低いことから、暗く窮屈な空間に感じる事があります。
またエントランスやエレベーターなどの共有部の雰囲気はまずまずでも玄関ドアが鉄製で
高さが1800mmのいわゆる団地サイズの小さなドアだとがっかりすることがあります。
伸長が高い人だと頭をぶつけてしまう高さです。
色を塗り替えたりしても、鉄のドアはそのまま。一般的にマンションの規約で玄関ドアの
内側は専有部、外側は共有部となっていて、共有部の変更は管理組合の承認が必要となり
簡単に交換できません。
仮に交換できても同じ規格デザイン仕様の物を用意する必要があります。既製品ではない
為に割高になる事は必至です。
窓サッシも同様です。最近では2000mmも珍しくなくなってきましたが、築年が古いと
銀色の窓サッシの中央部に仕切りの入った、いかにも昭和を感じさせるアルミサッシです。
これを新しいスッキリした黒の窓サッシにしたいと思っても外側は共有部ですから入替は
玄関ドアと同様に交換できないと考えておきましょう。
外壁・エントランス・エレベーター・郵便ボックス
建物の外壁がモルタル吹付けの塗装や剥がれかけたレンガのタイルだったり、エントランス
やエレベーターも狭くて廊下の天井も低いという特徴があり、そのことから物件の第一印象
としては圧迫感のある古めかしい感じがする事があります。
エントランスとそこにある郵便ボックスはマンションの「顔」と言ってよいでしょう。
その郵便ボックスが未だダイヤルロック式でなく自分で南京錠を取りつけるような金属製の
ものだとするとどうでしょうか。そして天井はむきだしの蛍光灯。いかにも年代を感じさせ
る仕様です。
しかし築年の古いマンション一括りにできない!
瀟洒なレンガ造りで管理が行き届いている、いわゆるビンテージ(年代感に趣がある)
と言える物件も多数あります。
昨今は、そんなレトロな外観を気に入って入居を決める方も多いのではないでしょうか。
また、どんな時代にも住み続けたいと思えるような、魅力的で人気が高いエリアに建てられて
いるかどうかがビンテージの第一条件です。
東京でいうと麻布十番から青山や広尾にかけて高級住宅街があります。こういった立地
の物件は家賃相場が高く、部屋数自体も少ないため、築年数が経過した古い物件にも注目
が集まりやすく、その中でも特に優れた物件はヴィンテージ・マンションとして扱われ、
SOHOオフィス(事務所兼住居)としてニーズも高い物件です。
大阪では中央区の本町周辺には築年が古くても、しっかりと管理されている物件も多数
あります。心斎橋や堀江では、飲食店やアパレルで人気のエリアもあり、レトロ感を活か
した内装で注目されています。
磨きがかかったレンガは本当に素敵です。( *´艸`)
都市部には新旧併せて物件数も多く、玉石混合です。選ぶときには周辺環境を含めそれが
価値あるものか、自分の眼で確かめに行きましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
◆HOWZOOM、色々な(HOW)ことに興味(ZOOM)を持ちたい気持ちの表れです。
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